楓林庭コラム 2025.7.9
こんにちは
『暮らしに本当に合う外構』を一緒に考え、丁寧にかたちにしていくことを大切にしています「fuurintei」です
今回のテーマは
『門壁』
基本的な役割
1.建物の顔・デザイン性
門壁は、住宅の第一印象を決める重要な要素であり、門扉やアプローチと一体になってファサードデザインを形づくります
塗り壁、タイル張り、石貼り、レンガ積みなど多様な仕上げがあり、家の外観スタイルに合わせたデザインが可能です
2.機能性
- 表札・ポスト・インターホン・照明を一体的に組み込める
- 道路や隣地からの視線をやわらげる目隠し効果
- 敷地の境界を明確にする
3.暮らしの快適さを高める要素
ライトアップすれば夜間の安全性や防犯性を高められ、植栽や装飾を組み合わせることで季節感や自然の温かみを演出できます
他の呼び方や関連用語
- 「門柱(もんちゅう)」:壁ではなく、柱状のデザイン(小さめ・コンパクト)
- 「機能門柱」:表札・ポスト・インターホン・照明がセットになった既製品
- 「門塀(もんべい)」:門と塀を兼ねた造作で、門壁とほぼ同義に使われることもあります
家の数だけ門はあります
その家、その家一つずつの違った門(門壁)が存在しています
門壁…その名の通り『門』の『壁』、家の顔と言うのがふさわしくとても重要な役割を果たしています
大きさはスペースや家との兼ね合いによって様々ですが、あまり小さすぎる事はなく大体高さ1700㎜前後、横幅1000~2000㎜、楓林庭で施工する平均的な門壁サイズは高さ(H)1700㎜×横幅(W)1200㎜としており、門壁にインターホン・表札・ポスト・ライト等を入れ込んで設置するのが基本仕様かと思います
門壁に使用する材料も特に決まりはなくできる限りお客様の好きな様に施工させて頂いておりますのでそれぞれの家の顔が出来上がり施工する側も毎回楽しみにしながらお仕事させて頂いております
最近の主流はモルタル調やダークグレー色ジョリパット仕上げの門壁が非常に人気で多く施工されております
現在も過去にも色々な門壁がありますのでご紹介していきます
① 塗り壁
1、元祖門壁 Theシンプルイズベスト
H1700×W1200の長方形の塗り壁に笠石 右か左寄せでインターホン、中央配置で表札・ポスト・ライトこれぞシンプルな門壁の形

2、流行りのグレー系色
くすみカラーが流行っている最近ではグレーやダークグレーといった落ち着いた大人っぽい色の門壁が人気です
材質はジョリパット仕上げや塗り仕上げで見栄えもカッコイイ仕上がりとなります

↑ H1500/W900|ジョリパット仕上げ

↑ H1800/W1200|T6013塗り仕上げ



↑ H1700/W1450|T6013塗り仕上げ

↑ H1700/W1200|塗り仕上げ
3、温かみのある暖色系
北欧スタイルや洋風の家にはクリーム色の門壁を選ばれるお客様が多く見られます。
門壁の上の部分はアーチにしたり斜めにカットしたりもできます
長方形で角がある門壁をアーチ型に施工し、笠石にレンガを乗せるとより可愛らしく丸みのある門壁で優しい雰囲気も出ます

↑ H1700/W1200|ジョリパット仕上げ|笠木/オンリーワン:アンティークブリックス

4、装飾門壁
塗り壁にレンガや乱形石を貼ることもできます
そうするとまたオシャレになり貼り方次第でその家一つ一つ違った家の顔が仕上がりますね

② 木製、木彫
1、天然木
門壁でもコンクリートの壁ではなく木製で門壁を施工することもできます
見た目アウトドアな感じで家のオシャレアイテムにしやすいです

2、木製に見えるコンクリート
枕木に見えますがコンクリートで作られた枕木風の門壁です。高さの違う3本を並べて表札等設置したら立派な門壁となります

③ 積み門壁
1、レンガ、レンガ調ブロック
レンガ積みの門壁の家もチラチラ見かけます
レンガやレンガ調にすることで高級感が出ますしヴィンテージレンガをイメージしたレンガや木目調のブロックなど今は様々なデザインがあるので家に合ったデザインを探すのも楽しいかもしれません

↑ TOYO:シャルドブリックウヴォール/シャルドローズ

↑ H1800/W1276|TOYO:スギーウォール/クロメ

↑ H1700/W1600|TOYO:ヴィンテージウッドウォール800/ロッソ

↑ TOYO:イースゼロ/ダークグレー

2、石積み
門壁の中でも一番面白くて独創的で迫力もありな石積みの門壁です
自由な形で積んでいけるので世界で一つのオリジナルを造り上げることができます
そして石はやはり落ち着きや高級感が出ますね


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