「法面もスッキリ見せる、人工芝の外構術」
緩やかな法面(のりめん)は、雑草や雨水による土の流出など手入れの難しさがつきもの
そこで今回ご提案したのは、人工芝を使ったスッキリとした法面仕上げです
ナチュラルなグリーンの風合いが外構全体にやわらかさと清潔感をプラス
防草効果も高く、見た目の美しさとメンテナンスの手軽さを両立しています
斜面を“隠す”のではなく“魅せる”デザインへ
住まいの景観を整えるひと工夫の「外構術」です
駐車スペースとお庭スペースとは高低差が階段2段分ほどあり、当初は法面をすべてコンクリートブロックで仕上げる予定でした
しっかりとした土留めができる反面、無機質で重たい印象になることや見た目の圧迫感が少し気がかりでした
そこで最終的に採用したのが、半分は人工芝による法面仕上げ
緑の風合いが景観にやわらかさを与え、外構全体が明るく開放的な印象に変わりました
もちろん防草対策や雨による土の流出もカバー
見た目と機能の両立が叶う選択となりました
「整えるだけでなく、魅せる」そんな発想から生まれたやさしい表情の法面デザインです
【コンクリートブロックで法面を施工する場合】
◾️ メリット
① 高い土留め効果(構造強度)
-
しっかりと組まれたブロック積みは土圧に対して非常に強く、崩れにくい
-
雨が多い地域や傾斜が急な場合に安心感がある構造
② メンテナンスがほぼ不要
-
耐久性が高く劣化や雑草の侵入がほとんどないため、施工後の手間が少ない
③ 施工が規格化されていて安心
-
規格サイズ・施工法が確立しており、設計・施工ともに安定している
④ すっきりとした直線的デザインに
-
建物外観と統一感を持たせやすくシャープでクールな印象に仕上がる
◾️ デメリット
① 見た目が無機質で冷たい印象に
-
コンクリート色が目立ち、緑や自然素材との相性がやや限定的
-
広い面積に使うと、圧迫感が出ることも
② 熱を持ちやすい(特に夏場)
-
表面温度が上がりやすく夏は周辺が熱気を帯びることも
-
ペットや子どもの近くでの使用には少し配慮が必要
③ 費用が割高になる場合も
-
基礎・控え壁などをしっかり設ける必要があり、高さや条件次第で施工費用が上がることがある
④ やり直しや変更がしにくい
-
完全に固める構造なのであとからの変更・撤去は難しい
【人工芝で法面を施工する場合】
◾️ メリット
① 見た目が整ってキレイ
-
駐車場スペースとお庭スペースとの境界がはっきりする
-
法面特有の斜面が一面グリーンで覆われて清潔感のある印象に
-
雑草が見えず住宅全体がスッキリと見える効果も◎
② 雑草対策になる
-
下地に防草シート+人工芝で雑草の侵入を大きく抑制
-
メンテナンスの手間がぐっと減ります
③泥はね・雨水の土流出防止
-
雨で土が流れてくるのを防ぎ水はけも確保できる
-
法面の土留めとしても有効
④ペットや子どもにも安全
-
傾斜があってもクッション性があり転倒してもケガしにくい
-
見た目よりも安全性が高く遊び場としても活用可能
-
建物外観と統一感を持たせやすく、シャープでクールな印象に仕上がる。
◾️ デメリット・注意点
①固定の工夫が必要
-
傾斜地は芝がずれやすく浮きやすいためしっかりとしたピン留めや接着が重要
②経年劣化のリスク
-
法面部分は日当たりや風の影響を受けやすく劣化が早まる可能性あり
③下地の処理が甘いとふくらみやシワが出る
-
特に勾配がある部分では地面の凹凸が目立ちやすいため、施工の丁寧さが求められます
今回使用しました人工芝は弊社でお取り扱いしております中でもおすすめの人工芝であります
長さは短すぎず、長すぎない25mmで刈り込んだ天然芝に近い印象で遠目でも近くでも“人工感”が出にくく住宅外構になじみやすいのが特長です
歩きやすく踏み心地は柔らかく、それでいてふかふかしすぎないため滑りにくく安全なのでペットや小さなお子さまが歩いたり遊んだりするのにも最適です
芝丈が長すぎるとゴミが絡まりやすく掃除が大変になりますが、25mmは掃除がしやすいのも魅力
雨上がりでも乾きが早く、カビやニオイも出にくい構造です
適度な芝丈で風の影響を受けにくく、固定しやすいため、傾斜地でも施工性◎
しっかりとピン止めすれば、浮きやめくれも出にくく安心です
その他用途に合わせた人工芝を数種類取り揃えておりますので
水遊びやお昼寝、ゴルフ練習や一年中美しいグリーンを眺めていたいという方に最適な人工芝をご提供させていただきます
当社では、多治見・土岐・瑞浪エリアを中心にお客様の要望に寄り添ったご提案、 エクステリアに関するご相談を無料で承っていますのでお気軽にご相談ください お電話でのお問い合わせ 0572-23-2058(9時-17時)
現場に出ていることが多く、お電話にすぐ出られないことがあります。
ご不便をおかけしますが、LINEやお問い合わせフォームからのご連絡も大歓迎です◎
メールまたはLINEでのお問い合わせはこちら