リガーデンとは ― 空き家問題とも関わるこれからの外構
リガーデンとは、既存のお庭や外構をつくり直し、新しい暮らしに合わせて生まれ変わらせることです
暮らしの変化や家族構成に合わせた改修はもちろんですが、近年注目されている「空き家問題」とも深い関わりがあります
全国で増え続ける空き家は、管理不足による劣化や景観の悪化、防犯性の低下など、地域全体の課題にもつながっています
しかし、そうした空き家を単に解体するのではなく、リフォームやリガーデンを行うことで「新しい価値」を吹き込み、再び住まいや資産として活かすことが可能です
たとえば…
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老朽化した門壁やフェンスを撤去し、安全性を確保
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庭を人工芝や舗装に変え、管理しやすく快適な空間に
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駐車場やアプローチを整え、現代の生活動線に合わせる
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外観を刷新することで、地域の景観や防犯にも寄与
リガーデンは「暮らしをより快適にする工事」であると同時に、空き家や古くなった住まいに新たな命を吹き込み地域全体を明るくする取り組みでもあります
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築年数を重ねた住まいをリガーデンし、外観と外構を一新しました
外壁は落ち着きあるグレーに塗り替え、シンプルながらも洗練されたモダンデザインに
門まわりにはガビオンを取り入れ、素材感のあるアクセントを加えています
広いお庭には人工芝を施工し、青空の下で家族やペットがのびのび過ごせる開放的な空間が完成しました
全体のデザインは直線的でシンプルにまとめつつ、カリフォルニアスタイルの軽快さを少し取り入れた仕上がりに
リラックスした雰囲気と実用性を兼ね備えた、新しい暮らしのシーンが広がります
[外観 施工前]
施工前のお住まいは、築年数を重ねたことで外壁や屋根に色あせが見られ、門柱や塀も汚れが目立つなど全体的に古さが際立っていました
駐車スペースやお庭も十分に整備されていなかったため、どこか未完成な印象が残り住まい全体としては暗く閉ざされた雰囲気を与えていました
建物そのものの存在感はあるものの、外構や庭が活かされていないことで暮らしのイメージや心地よさにつながりにくい状態だったといえます
既存の門壁と門扉は長年の使用によって劣化が見られ、今回ご計画いただいたリガーデンの新しいデザインや動線に適合させることが難しいため、撤去させていただくことになりました
古い構造物を一度リセットすることで、全体の印象を大きく変えることができると同時に、暮らしに合った新たな外構プランを実現する準備が整います
奥に見える既存のカーポートも今回のリガーデンで撤去し、敷地全体を整えます
今はまだ広い空き空間ですがこの広さをどう活かすかで、暮らしや景観は大きく変わっていきます
新しいプランでは駐車スペースとしての機能はもちろん、建物との調和や日常の動線、そして「見せる外構」としてのデザイン性も取り入れていきます
“ただの広場”だった場所が、これからどのように生まれ変わるのか…完成が楽しみな計画です
[外観 施工後]
広々としたお庭には人工芝を敷き詰め、開放感のあるアメリカンフェンスで囲いました
天然芝と比べて雑草取りや水やりといった日々の手間を大幅に軽減できる人工芝は、広い敷地をもつご家庭にとって将来を見据えた賢い選択です
四季を通して青々とした緑を楽しめ、いつでも清潔で快適な空間を維持できます
また、囲いにはシンプルでありながら存在感のあるアメリカンフェンスを採用
外部への圧迫感を与えず、敷地全体を明るく見せるデザインは暮らしの中に心地よい開放感をプラスします
家族やペットが安心して遊べるお庭として、また来客を迎える際にも印象的なファサードとして機能する空間に仕上がりました
フェンスの足元にはわずかな高低差があり、その部分をデザイン要素として活かすことで、単調になりがちな境界ラインに変化をつけています
敷き詰めたのは茶系の栗石
自然な色合いと無骨さが外構全体にワイルドなアクセントを加え、シンプルなフェンスと対比することで力強さと存在感を演出しました
また、砕石や砂利とは異なり、栗石ならではの重厚感が建物の雰囲気とも調和しています
ただ囲うだけでなく「高低差をどう見せるか」「素材の質感をどう際立たせるか」という工夫により、庭の景観に個性と奥行きを持たせたリガーデンとなりました
今回のリガーデンで最も存在感を放つのが、アプローチ正面に構えた大きなガビオン門壁です
無骨さと素材感を前面に出したガビオンは、ただの門壁以上の役割を果たし建物全体のシンボルともいえる風格を与えています
この門壁は、今回の計画段階から「欠かせないアイテム」として最初からプランに組み込まれていました
シンプルでモダンな外観の住宅に対して石の持つ力強さを融合させることで、洗練された中にも自然素材の温もりを感じられる外構デザインを実現しています
さらに、ガビオンの背後に控える人工芝やアメリカンフェンスとの相性も抜群で、異素材のコントラストが庭全体に奥行きと個性を生み出しました
「家の顔」としての門壁にガビオンを選ぶことで、他にはない唯一無二の外構が完成しています
今回のリフォーム&リガーデンでは、住まい全体を“カリフォルニアスタイル”を感じさせる明るく開放的な空間へと刷新しました
象徴的なガビオンの門壁は、外観のシンボルとして存在感を放ち、訪れる人を迎え入れる力強さを演出
庭全体には人工芝を敷き、管理のしやすさと一年を通じた美しい緑を実現しました
その外周を囲うアメリカンフェンスは視線を遮らず、軽やかで開放的な印象を与えています
さらに、フェンス足元の高低差を活かして茶系の栗石を敷き詰めることで、ワイルドでラフな雰囲気をプラス
シンプルな構成の中に素材感と奥行きを取り入れ、より一層“カリフォルニアチック”なテイストを表現しています
今回のリフォームは、外構の刷新によって建物の印象そのものを大きく変える好例となりました
「明るく、開放的で、ラフさを楽しむ」――そんなカリフォルニアスタイルの魅力を取り入れた新しい暮らしが、この庭から始まります
リガーデンに関するコストまとめ
リガーデンでは「新築外構」にはない費用構造があり、今回のように門壁・フェンス・人工芝・栗石など多様な要素を組み込む場合、撤去・整地費用+新規施工費用の両面を考えることが重要です
① 撤去・解体費用
リフォーム前に存在していた老朽化した門壁やカーポート、既存のフェンスなどを撤去する費用が発生します
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コンクリート構造物の解体 → 産廃処分費含め、数十万円規模
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古いカーポート撤去 → 10〜20万円程度
👉 新築には無い「撤去費用」がリガーデンならではの特徴です
② 新規施工費用
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ガビオン門壁:デザイン性と存在感を高める一方で、資材+施工に一定のコストがかかります
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人工芝:初期投資は天然芝より高いものの、維持費・メンテナンスコストを長期的に抑制できるためトータルで経済的
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アメリカンフェンス:シンプルな鉄線やスチールメッシュを組んだデザインなので、「軽い」「安価そう」と思われがち、費用的にはメリットが大きいわけではない
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栗石敷き:雑草抑制や排水性を確保しつつ、デザイン性も加えられるためブロックを積むよりかは比較的低コストで効果の高い仕上げ
③ ランニングコストの低減
人工芝や栗石によって、草刈り・除草剤・芝の張替えといった維持費が大幅に削減されます
施工直後の初期コストは掛かりますが、10年スパンで見れば管理費用の軽減効果は大きいのが特徴です
④ 総合的な費用感
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撤去工事(門壁・カーポート等):数十万円〜
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新規施工(ガビオン門壁・人工芝・フェンス・栗石等):100〜300万円以上規模
👉 規模や仕様によって幅はありますが、「撤去費用+デザイン性を重視した新規施工」=リガーデンのコスト構造です
まとめ
リガーデンは新築外構より初期コストが上がる傾向がありますが、
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老朽化した構造物を撤去することで安全性を確保
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デザイン性と機能性を同時に高める
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将来的な維持管理費を抑える
といった長期的メリットを考えると、単なる費用ではなく“投資”として捉える価値があるといえます
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