楓林庭コラム 2015.6
こんにちは天然素材・石を使うお庭が得意な外構屋の楓林庭です。
今日は駐車スペースの土間コンクリート打ち作業の一部をご紹介します。
先日、土間コンクリート打ちの作業を見学するために現場に行ってきました。
朝の8時前に現場に到着すると、
既に土間コンクリート打ちの準備作業が始まっていました。
(準備作業は、朝7時過ぎから開始されたそうです。)
8時少し過ぎ、生コンクリートを積んだミキサー車が現場に到着。
靴から長靴に履き替え、
駐車スペース前の側溝の蓋や道路が生コンで汚れないよう、手際よくブルーシートを引き
生コンを運ぶ一輪車が駐車スペースにスムーズに入れるよう、木のスロープを設置し
いよいよ土間コンクリート打ちの作業開始です。
今回の現場は、土間コンクリート打ちをする2つの駐車スペースを同時進行するため
一輪車で生コンクリートを駐車スペースまで運ぶ役割2人と
木鏝で駐車スペースで生コンクリートを広げる役割2人に分かれての分担作業でした。
私の目の前で、
一輪車で駐車スペースまで生コンクリートを運ぶ作業と
木鏝で駐車スペースの生コンクリートを広げる作業が無駄な動きなく流れるように続いていき、
気が付くと 中心部分を残すのみになってきました。
中心部分に生コンクリートが入ると、次は大きなトンボの登場です。
トンボを使用して生コンクリートを一定の厚みにならしながら、同時にアマ出しをしていきます。
アマ出し、初めて聞く言葉です。
アマ出しは、コンクリートが柔らかいうちにコンクリート内の砂利を沈め
余分な水分を表面に浮かせるために行う作業のことでした。
この作業を行うことでコンクリートの表面が滑らかになり、後に金鏝で仕上げる際に仕上げ易くなります。
駐車スペースの量水器ボックス付近では、
ボックスが汚れないよう、丁寧に作業されていました。
その後も順調に作業が進んでいき、
とうとう最後の生コンクリート投入です。
最後の生コンクリートを木鏝で広げ、かけていない部分のトンボがけをして
ひとまず土間コンクリート打ちの完成です。
ミキサー車の到着からここまで、たった30分でした。
無駄のない動きとチームワークの良さがなせる業だと、1人感動してしまいました。
50分後、現場に戻ると
土間コンクリートの表面が、すごく水っぽくなっていました。
これは生コンクリートの中に含まれる水分がコンクリート表面に上がってきたためだそうです。
本当の土間コンクリートの完成までには、まだまだ沢山の作業がありますが
今回のご紹介はここまでです。
土間コンクリートを打つ作業工程を間近でみるたびに、
作業工程の多さと職人さんの技術に驚いてしまいます。
一見すると、完成しているかと思われるこの現場ですが
駐車スペース付近を拡大すると、
土間コンクリートと土間コンクリートの間のスリット部分に、
まだ木のスリット枠がついた状態でした。
私がこの写真を撮っていると、後ろから社長が登場!!
すぐにスリットの型枠はずしの作業に入られました^^
ペンチを使用して、木枠の外側で木枠が動かないよう固定していた金属のボルトを取り外していきます。
次に、
電動ドリルを使用して木枠と地面を固定してたネジを外していきます。
最後に、
金槌で木枠を叩き、コンクリートから木枠を外していきます。
全部で4カ所あるスリットの木枠部分を、たった15分弱で取り外し完了。
その後、土間コンクリートをホウキで丁寧にはき
(この作業は、私も参加しました^^)
いよいよ砂利の登場です!!
今回は、この那智石を使用しました。
スリット部分に、
砂利を敷き詰めていきます。
(この作業も、すごく早かったです^^)
全体の砂利の高さを合わせて、
スリット砂利入れの完成です。
家の外観ともマッチする、ステキな駐車スペースが完成しました♪
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