【新築外構】流行の箱型モダンと調和する、中庭スタイルの外構デザイン|愛岐木材住建モデルハウス×楓林庭|

家のスタイルも年々進化しながら変わっていきます

昔はこんな家が流行ったけど今はどんなんかなーと考えた時にモデルハウスは最先端のスタイルを取り入れているのではないでしょうか

今年も愛岐木材住建ことアイモクさんがモデルハウスを建てるとのことで、外構を楓林庭で施工させていただきました

トレンドを押さえた“箱型モダン住宅”

ここ数年、住宅デザインの中でも人気を集めているのが「箱型」や「フラットルーフ」のシンプルモダンスタイル

を削ぎ落とした外観はまるで一枚の絵のように美しく、時代を超えて愛されるデザインです

今回のお宅も、まさにその流れを取り入れたモダン住宅

グレーを基調とした外壁と直線的なフォルムが洗練された印象を与えていました

建物を引き立てる外構計画

外構デザインで大切にしたのは「建物の魅力を最大限に引き立てること」
駐車スペースは大きな土間コンクリートでシンプルにまとめ、広がりを感じられるデザインとしました

コンクリートの割り付けラインも建物の直線に合わせ、全体に統一感を持たせています

アプローチ部分や周囲には黒系の割栗石を敷き詰め、無機質になりがちなコンクリートに表情をプラス

外壁のグレーとの相性も良く、モノトーンで揃えたスタイリッシュな空間が完成しました

大きめの割石で重厚感と機能性を両立

今回、建物脇のスペースには少し大きめの割石を敷き詰めました

大きめサイズの石は存在感がありモダンな住宅の直線的なデザインと相性が良く、ファサード全体を引き締める役割を果たしています

雑草対策と排水性

この部分は道路や駐車場に面しており、土のままでは雑草が生えやすく見た目も管理も大変になりがちです

割石を敷くことで雑草の抑制につながり、また雨水の排水性も確保

デザイン性と機能性の両方を兼ね備えた仕上がりになっています

 

写真の植栽は常緑で実をつけることから「繁栄」「安定」を象徴する縁起木とされ、記念樹やシンボルツリーとして人気があるソヨゴです

ソヨゴの特徴

1. 常緑で一年中美しい

ソヨゴは常緑広葉樹で、冬でも葉を落とさず年間を通して緑を楽しめます

葉は光沢のある深緑で、やや小ぶりなサイズ感が上品な印象を与えてくれます

2. 風にそよぐ柔らかな葉姿

名前の由来は「風にそよそよと揺れる」ことから

軽やかな枝葉は住宅の硬質な外壁にやわらかさを添え、外構全体を穏やかな雰囲気にしてくれます

3. 赤い実をつける

雌株には秋から冬にかけて赤い実がなり冬の景観を彩ります

実が付くことで鳥を呼び込み、自然とのつながりを感じられるのも魅力です
※実を楽しみたい場合は雌株(めかぶ)が必要になります

4. 成長がゆるやかで管理がラク

ソヨゴは成長がゆっくりで剪定もあまり必要ありません

シンボルツリーとして植えても大きくなりすぎないため、戸建て住宅の庭に向いています

 

こちらに植えられている トキワヤマボウシ(常盤山法師) は、外構や庭づくりでもとても人気のある常緑樹です

トキワヤマボウシの特徴

1. 常緑で一年中緑を楽しめる

名前の「トキワ(常盤)」が示す通り、年間を通して葉が落ちにくい常緑樹です。冬でも青々とした葉を保ち、シンボルツリーとして一年中安定した存在感を与えてくれます。

2. 初夏に美しい白い花を咲かせる

5~7月頃に、ハナミズキにも似た白い花を咲かせます。花びらのように見えるのは実は「総苞片(そうほうへん)」で、清楚で爽やかな印象を与えてくれるため、モダンな住宅にもよく合います。

3. 実も楽しめる

花が終わると赤い果実を実らせ、秋には小鳥たちを呼ぶこともあります。見た目のアクセントになるだけでなく、生態系を感じられる点も魅力です。

4. 樹形が整いやすい

スラリとした樹形で、枝葉が比較的すっきりとまとまるため、外構デザインにも合わせやすいのが特長。和風・洋風どちらの住宅スタイルにも自然に溶け込みます。

5. 育てやすさ・耐寒性

  • 日当たり~半日陰まで幅広く対応。

  • 病害虫も比較的少なく、初心者でも育てやすい。

  • 耐寒性・耐暑性があり、関東以西であれば屋外で元気に育ちます

プライベートを守る“囲いのある暮らし”

近年、住宅が隣同士で建つことが多くなり外からの視線をいかに遮るかが重要なテーマになっています

そこで注目されているのが「中庭スタイル」

外からは閉じた印象を与えつつ、中に入ると開放的で心地よい空間が広がるデザインです

今回の施工では、まさにその流行を取り入れプライバシーと開放感を両立した外構をご提案しました

壁の向こうに広がる癒しの中庭

外観からは大きな壁が建物を包み込み、「この先はどうなっているのだろう?」と想像をかき立てます

その壁の内側に設けたのは、家族だけが楽しめる中庭スペース

外部からの視線を完全に遮りながら、窓を大きく開け放てばリビングと一体化したアウトドアリビングに

タイル敷きの床とベンチを設けたことで、食事や読書、子どもの遊び場など多彩に活用できる空間になりました

シンプルかつ高級感のある素材選び

中庭の床はグレー系の大判タイルを採用

高級感がありながらも落ち着いた印象で建物外壁やフェンスと統一感を持たせています

また、ポイントで黒系の割栗石をあしらうことでモノトーンの中に自然の素材感をプラス

硬質な素材に囲まれた空間でありながら無機質になりすぎないバランスを実現しました。

“見えない安心感”が暮らしを豊かに

外からは閉じていても中では太陽光や風を感じられる設計は、安心感と開放感を両立させる現代的な暮らし方そのもの

休日には椅子を並べてリラックスしたり、夜にはライトアップで幻想的な雰囲気を楽しんだりと日常に特別な時間を添えてくれます

 

タイルテラスICOTRYOWA『ケルド600角』

今回のタイルテラスには、ICOTRYOWA/ケルド600角 を採用しました。大判サイズのタイルならではのダイナミックさが魅力で、空間に広がりと高級感を演出してくれます。

落ち着いたカラーと質感

ケルドは落ち着いたグレー調の色合いで、自然石を思わせる質感が特徴。外壁のグレーとマッチし、建物と外構の一体感を高めています。直線的なラインが際立ち、シンプルモダンな住宅デザインにぴったりです。

メンテナンス性にも優れたタイル

タイル素材は汚れに強く、メンテナンスが容易なのも大きなメリット。ウッドデッキと違って経年劣化が少なく、長く美しさを保ちやすいのも魅力です。雨や泥汚れもサッと洗い流せるので、日常使いのしやすさも兼ね備えています

ウッドデッキLIXIL『樹ら楽ステージ/クリエモカ』

メンテナンスが簡単

樹ら楽ステージは人工木デッキのため、天然木のように腐食やシロアリ被害の心配がなく塗装の必要もありません

雨に濡れても乾きやすく、日常のお手入れはサッと水洗い程度で済むので、とても扱いやすいデッキです。

自然な木質感

人工木でありながら、木粉を配合しているため質感がリアル

足ざわりも心地よく、裸足で過ごしても快適です

モダン住宅からナチュラルテイストの家まで幅広く調和します

カラー「クリエモカ」の魅力

クリエモカは、落ち着いたブラウン系カラー

濃すぎず明るすぎない絶妙なトーンで、外壁がグレーやホワイト系のお宅にも自然に馴染みます

「シックさ」と「温かみ」を両立する色味で、モダンな外構の中に優しいアクセントを与えます

スタイリッシュな立水栓をデッキ上に設置

今回の立水栓には、オンリーワン/アクアルージュ ヘアライン を採用しました

ステンレスの質感を活かしたシンプルかつシャープなデザインで、モダンな住宅外観やデッキスペースとも調和。無駄のないフォルムが空間に溶け込み、生活感を感じさせません

モダンな水受けで統一感

水受けには、ユニソン/トールポット を組み合わせました

すっきりとした鉢型のフォルムはデザイン性が高く、シンプルモダンな外構にぴったり

立水栓と合わせることで機能性と美観を兼ね備えた仕上がりになっています

高さのある立水栓ならではの快適さ

今回採用した立水栓は、通常より高さのあるデザイン

腰をかがめずに使えるので、植栽の水やりや道具の洗浄などもラクに行えます

日常的に使用する設備だからこそ「身体にやさしい高さ設計」は大きなメリットです

デッキ上に設置するメリット

立水栓をデッキの上に設けることで、

  • 掃除や水やりがしやすい

  • 子どもの水遊びにもすぐ対応できる

  • デッキ空間の快適さを損なわない

といった利便性がプラスされ、暮らしの質を高めてくれます

 

 弊社施工外ですがモデルハウスの中もお見せしちゃいます。

今回ご紹介したのは外構部分ですが、室内もとても洗練された空間となっています

キッチンを中心としたリビングダイニングは、落ち着いたグレーと木の温もりを掛け合わせたモダンなデザイン

天井の木目が柔らかさを加え、外構で使用した素材感ともリンクしています

外と中を切り離すのではなく、トーンや素材感を揃えることで“ひとつの住まい”として統一感を演出

外構から玄関、そして室内へと続く動線の中で、デザインの一貫性を感じられる住まいが完成しました

   

ここ10年で住まいに対する志向は大きく変化してきました

かつては「家そのものの大きさや装飾性」に価値を置かれることが多かったのに対し、近年では シンプルで機能的なデザイン、そして プライバシーや快適性を大切にする暮らし方 が主流になっています

外構においても同様で、豪華さよりも「生活に寄り添う空間づくり」へとシフト

例えば、

  • 外からの視線を遮りながら心地よさを得られる中庭スタイル

  • シンプルな素材の組み合わせで洗練さを演出するファサード

  • メンテナンス性や実用性を重視した外構計画

など、“見せる”から“暮らしを豊かにする”外構へ と変わりつつあります

これからの家づくりでは、デザインと暮らしやすさを両立させた住まいこそが、長く愛されるスタイルになるのではないでしょうか

 

今回アイモクさんが施工されたモデルハウスも数十年前にアイモクモデルハウスとして建てた家とはやはり外観も違ってきています

それに合わせて外構も少しずつ変化していますので、ご覧ください

https://fuurintei.com/blog/post5967 ←昔のアイモクモデルハウスのコラムページ

 

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