茶系を選ぶと外構はここまでやさしい印象に|楓林庭|

栗石とは

栗石とは、川原や山地で採れる比較的大きめの自然石で、直径10〜25cm程度の丸みを帯びた石のことを指します

形はゴロっとしていて角が取れており、和風庭園や外構工事に古くから用いられてきました

「栗」のような形からその名が付いたといわれています

用途

  • 法面保護
    斜面や土留め部分に敷き詰めて土砂の流出を防ぐ

  • 排水性向上
    水の通り道に栗石を入れることで、透水性が高まり水はけが良くなる

  • 景観デザイン
    庭やアプローチの植栽まわりに使い、自然な雰囲気を演出する

  • アクセント材
    植栽の足元やタイルアプローチとの境界に使うと、モダンなデザインの中に自然素材の柔らかさを加えられる

 

温かみを添える ― 茶系栗石を取り入れた外構デザイン

茶系栗石の特徴

栗石といえば、グレー系の色合いが一般的に知られていますが、今回の施工で使用したのは茶系の栗石です

赤茶やベージュが混じった色合いは、自然の中で風化したような柔らかさを感じさせ外構に温かみをプラスしてくれます


グレー系栗石との違い

1. 雰囲気の違い

  • グレー系:クールでスタイリッシュ。モノトーン外観やモダンデザインに調和しやすい

  • 茶系:温かくナチュラル、植栽や木調デザインと相性が良く優しい印象をつくる

2. 季節との調和

  • グレーは一年を通して落ち着いた印象を保つのに対し、茶系は秋冬の紅葉や春の新緑と特に馴染みやすいのが特徴で四季の移ろいとともに豊かな表情を見せてくれます

3. 建物外観との合わせ方

  • グレーはシンプルモダンな外観や白・黒・グレーの建物に

  • 茶系は木目調の外観やベージュ系の外壁など柔らかいデザインとの相性が抜群です

温もりを感じる駐車場まわり

駐車場の縁や土留めに茶系栗石を組み合わせることで、コンクリートの硬さを和らげ、自然と調和するデザインに仕上げました

石の不揃いな形と色の濃淡が、人工物にはない奥行きを生み出しています

玄関まわりを優しく演出

門柱横の植栽スペースにも茶系栗石を配置

植栽の緑と石の赤茶が対比し、落ち着きのある玄関まわりを演出しています

特に太陽光が当たると石が温かく輝き訪れる人をやさしく迎え入れる雰囲気になります

無機質に温かみを添える ― グレー外観 × 茶系栗石の組み合わせ

グレー外観 × 茶系栗石の相性

  • 柔らかさをプラス
     建物全体がグレー系でまとめられていると、どうしてもクール・シャープな印象に寄りがちですがそこに茶系栗石を合わせることで、温かみが生まれ住まい全体の雰囲気が和らぎます

  • 植栽との調和
     緑の植栽や赤系の葉色とのコントラストがきれいに出るのも茶系栗石の良さであり特に玄関まわりの植栽は、石の暖色と組み合わさることでより自然に映えています

  • 素材感のバランス
     外壁・タイルはフラットで整った人工素材ですがそれに対して茶系栗石は不揃いで自然な風合いとなりこのコントラストが空間に奥行きを与えています

 

 

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